主要なオンラインカジノはネッテラーに対応していた
以前は現在主流となっているオンラインカジノの多くを含め、殆どのオンラインカジノがネッテラーを利用していました。
ネッテラーはオンラインカジノで多く利用されただけでなく、ユーザーの多くが満足できる状況だったため、オンラインカジノはどんどんネッテラーを利用したのです。
その反面、ネッテラーが撤退を決めた際、オンラインカジノは終わるのではないかと言われるほど、ネッテラーに依存しすぎていた背景もあります。
知られているオンラインカジノの多くがネッテラーに対応していた
上でも述べた通り、現在知られている多くのオンラインカジノがネッテラーに対応していました。
ネッテラーに対応していないオンラインカジノの方が少ないほど、ネッテラーが使われていた時代はネッテラー一色になっていました。
他社のサービスと契約する意味がないと思われるくらい、ネッテラーを使っておけばほぼ安心できるだろうという意識が生まれ、ネッテラーを使うオンラインカジノばかりに変わったのです。
そしてネッテラーを利用していないオンラインカジノは、怪しいサイトと言われるほど信頼性も高まっていきました。
多くのユーザーを抱えていたジパングカジノやベラジョンカジノ、更にはウィリアムヒルカジノやワイルドジャングルカジノも対応していました。
ほぼ知られているオンラインカジノがネッテラーを使っていたため、ネッテラーと契約しておけば大丈夫だろうという認識を持たれていたのです。
ネッテラーを利用してくれるユーザーが増えてきたため、他のオンラインカジノも次々とネッテラーと契約を行いました。
新規に登場したカジ旅など、新しいオンラインカジノもネッテラーに対応していました。
大きな力を持っていたネッテラーは、オンラインカジノ全体で利用される形になり、オンラインカジノと言えばネッテラーと言われるほどの状況を作り上げました。
ネッテラーと契約していないオンラインカジノは、本当に危ないと思われるくらいの知名度と信頼性がネッテラーにはありました。
こうした状況がネッテラーへの依存をさらに高めるようになり、オンラインカジノはネッテラーなしではほぼ遊べないような状況を作ってしまいました。
ネッテラー撤退で一気にオンラインカジノは危なくなる
ネッテラーはオンラインカジノで使われ、そしてオンラインカジノの知名度を高めるようになりました。
他のギャンブルで遊んでいたユーザーも、ネッテラーを利用すると安心できるのではないかと考えるようになり、ネッテラーを利用するユーザーがオンラインカジノで遊ぶようになりました。
そしてほかのギャンブルとの相互作用により、ギャンブルという文化がネット上に浸透し始め、日本でもネットを利用したギャンブルというのが加速していったのです。
しかしその傾向もすぐに終わりを迎えてしまいました。
ネッテラーがオンラインカジノだけではなく、ギャンブル関連すべてで撤退する方針を決めたのです。
撤退は2016年9月と決めており、方針が発表されてからほとんど日はなかったのです。
このままではオンラインカジノは終わってしまう、サービスを提供し続けられない状況に陥ると判断されており、オンラインカジノがこのままの状態で大丈夫なのかと言われるようにもなりました。
それくらいネッテラーの撤退は大きなものでした。
オンラインカジノはすぐに別のサービスとの契約を行いましたが、オンラインカジノごとにどのサービスを使えばいいのかわかれてしまったため、エコペイズを使ったオンラインカジノとアイウォレットを使ったオンラインカジノに分かれました。
1つの入出金サービスで問題のなかったネッテラーとは異なり、サービスがわかれる結果となったのは大きなマイナスとなり、オンラインカジノへ他のギャンブルサイトから流入するという状況が生まれなくなりました。
オンラインカジノは更なる協力が求められている
ネッテラー撤退により、オンラインカジノは様々な協力を実現しなければサービスの維持は難しくなっていきました。
そしてほかのギャンブルからネッテラーの時と同じように、利用者を増やすような取り組みも進めなければなりません。
オンラインカジノはライバルでありながらも、他のオンラインカジノを利用してユーザーを増やしていく時代になり、協力体制をしっかり作らなければ厳しい環境に置かれてしまうのです。
協力しているオンラインカジノも徐々に増えており、ユーザーがオンラインカジノで遊びつつ、別のオンラインカジノへ資金を持っていき遊ぶという方法も生まれています。
ネッテラー時代は別のギャンブルから行っていた方法をオンラインカジノへ変えて、協力しているオンラインカジノで遊んでもらおうとしているのです。
ネッテラーの時代はオンラインカジノにとっても素晴らしいものでした。
多くのユーザーを引き付けられる状況を再度オンラインカジノは作ろうと考え、現在も試行錯誤を繰り返しています。